ロビンフッターの登場で、個人投資家の存在はもう無視できなくなっている。
その象徴的な出来事が、「金融街のフランス革命」とも称されるゲームストップ株の乱高下だ。
事の顛末は今年の1月中旬にさかのぼる。
アメリカのSNSのreddit(レディット)でゲームストップ株が話題になっていた。
コロナの影響も受けて、赤字が続いていてヘッジファンドは空売りのターゲットとされているゲームストップに買いを入れようというのだ。
そこに個人投資家達が集中的に買い入れをして、株価は急騰。
すると、ゲームストップ株は年初には17ドル25セント(時価総額1000億円)だったのが、1月後半には347ドル51セント(時価総額2.4兆円)にまで上昇した。
売買代金も多い日はおよそ3兆円と東証の1日の売買代金となることもあったという。
アメリカでは2月18日にはにロビンフッドCEOらが呼ばれ公聴会が開かれるようだが、ここでどんな話が出るのか気になるところだ。
個人投資家の投機的な売買によるゲームストップ株などの乱高下を巡り、18日にロビンフッドCEOらを呼んで公聴会を開くようだが、ここでどんな話が出るのか気になるところだ。
ゲームストップ株の関連でよく見る英語
●投機家
speculators
●ショートスクイズ
squeezing shorts
●空売り
short selling
●全損する
lost all my money
●価格操作
price manipulation
●不満を抱いている顧客
disgruntled customers
●賠償
Compensation